伊勢型紙資料館に行きました
先日の大阪ライブありがとうございました!
折からの台風による天候悪化の恐れがあったため、東京組は前日夜から移動して中間地点の三重県鈴鹿市にステイしていました。
そしてライブ当日は無事晴天に恵まれましたので、大阪入りの前に鈴鹿市の伝統文化「型紙」の資料館に寄らせていただきました。
ヒダカ氏がNHK『美の壺』で観てずっと気になっていたそうで、いわゆる着物の生地や、手拭い等の布上の模様を染める際に使われるテキスタイルで、起源は不明だそうですが古くは室町時代から生産されており、江戸時代に当時の紀州藩の庇護の下、ここ鈴鹿で発展した歴史ある民藝です。
惜しくも資料館内は撮影禁止との事で、パンフレットからの抜粋をご覧いただく形になりますが、これらの細かい模様を全て手作業で行い、きめ細かな模様はいくつものパターンが存在し、さながら小宇宙のようなカラフルな美世界を構築しています。
白子では小学校でも体験授業が設けられているそうで、この日も老若男女問わず沢山の人達が体験講習を受けたり、地元有志によるガイドの充実など、伊勢型紙の文化をしっかり継承するシステムが完成しており、まさにここでしか見聞き/体験できないという意味では、音楽文化にとっても大きなヒントになるのではと感じざるを得ませんでした🎶
皆さんも鈴鹿の方にお立寄りの際は是非!体験してみてください👘✨
鈴鹿市文化財ガイド・伊勢型紙資料館
https://suzuka-bunka.jp/isekatagami/